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2017年4月15日のぱたぱた

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    熊本地震から一年が過ぎました。テレビを通してですが、復興の課題や難
    しさを知り、今の自分に何ができるのかと思いをめぐらした一週間でした。

    さて、最近ダイバーシティ(多様性)という言葉をよく聞きます。私が学
    生相談員をしている都内の大学では4月から「ダイバーシティセンター」が
    設立され、外国人学生、発達障がい学生、LGBT学生を排除しない環境を
    整えていく拠点とすることになりました。ダイバーシティの目的は、通常
    【ヒューマニズム】と【広義の生産性の向上】と説明され、今の日本社会
    全体の流れに対応しているものです。確かに、さまざまな少数派の人たち
    が平等に機会を得てコミュニティでともに生きていくことはとても大事な
    課題です。しかし、気になることもあり、前述の大学では従来の男女共同
    参画政策はこのダイバーシティ化の取り組みの一部として位置付けられ、
    男女格差解消への取り組みに注がれるエネルギーは縮小傾向とも見えるこ
    とです。この傾向が社会全体に広がっていくのでしょうか。
    「男女」という切り口で社会の中の人権問題を考えるのはもう古くて不要?
    そんなことはありません。Diversity―20年前ぐらいにアメリカでこの言葉
    を初めて知った時には、惹かれました。日本語ではちょっと説明しにくい
    概念だなとも思いました。今、カタカナで身近にみるとちょっと警戒して
    しまいます。私たちとともにある女性たちの生きづらさを見えなくするよ
    うなダイバーシティは困りますから。

     

    *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

    2017年4月1日のぱたぱた

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      性暴力、性虐待を描いたことで話題になった映画『月光』を見てきました。

      民間団体が主催する2日間限定の上映会。上映後には脚本・監督の小澤雅人

      さんとジャーナリストの池上正樹さんとのトークショーもありました。

       ピアノ教師をしながら暮らす主人公の女性は、ある日教え子の父親から性

      的暴行を受ける。女性は教え子もまた父親から繰り返し性的虐待を受けてい

      ることを知り、女性が子どもの頃に受け続けた性虐待の記憶も蘇る…。性虐

      待や性暴力の被害者が受ける衝撃や長期にわたる心身へのダメージ、誰にも

      語れない性被害の深い傷つきと孤独が、被害後の女性の内面の変化に焦点を

      あてながら描かれていきます。

       小澤雅人さんは上映後に「性暴力被害者を苦しめるものに、被害の事実を

      明らかにしてから受ける困難と、被害を語るまでに抱える困難がある。これ

      まで取りあげられることの少なかった、被害を語るまでに被害者が感じる混

      乱や孤独、ひとり抱え続ける理解されない苦しみを取り上げようと思った」

      と語っていました。

      2時間のなかに描かれているのは、それでも性暴力の一部で、私たちの周

      りにはまだまだたくさんの語られていない性暴力にあふれています。性暴力

      被害者を苦しめる背景に、強姦神話、誤った社会通念、性犯罪をポルノとし

      て扱う風潮や性暴力の実態をあまりに知らない社会があります。この映画は

      性暴力被害者が抱えさせられる過酷な被害の実態を今の社会に伝えていこう

      とするひとつの試みでもあります。性暴力、性犯罪は人から何を奪いどれだ

      け人生を狂わせるのか、性暴力をなくすために何が必要なのか、性暴力のな

      い社会、誰もが尊重されて生きていける社会のために何ができるのか。この

      映画をもとにさまざまなところで性暴力についての話し合いが展開されるこ

      とを願い会場を後にしました。

       

      *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

      2017年3月15日のぱたぱた

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        季節は春! なのに、京都では男女共同参画の危機です。
        昨年9月、京都府と京都市の男女共同参画センターの統合が検討されている
        というニュースが流れました。いずれも京都市内にあるため機能統合につい
        て首長が合意したとのこと。
        加えて、去る3月4日には、京都市男女共同参画センター(ウィングス京都)
        の図書室を有料の市民ギャラリーに転用するために、蔵書を3分の1以下に
        絞り、図書貸出業務が終わるという条例改正案が市議会に提出されたと地元
        新聞で報道されました。
        多くの男女共同参画センターの相談室では、相談者へのエンパワメントのた
        めに館内にある情報ライブラリーの図書を紹介することが大事な情報提供の
        ひとつだと思います。他所での相談でも、私は立地のよいウィングス京都の
        図書室を頻繁に紹介してきました。参画センターは安全な居場所のひとつで
        す。そして図書室では、専門書ばかりでなく、ジェンダーの視点をもったエ
        ッセイや漫画も多く、DVD資料も活用されていました。地域の図書館では手
        に入らない書物を読むことができる貴重な場です。
        情報は生きていくためになくてはならないもので、とくに生きづらさを抱
        えた方にとっては、無償の本は欠かせないものです。さっそく種々のネット
        ワークで抗議の表明を始めています。メルマガ読者の皆さんも重要な問題と
        して注視してください!! また、その後の動きもここで伝えていきたいと
        思います。
         

        *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

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