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2,019年8月15日のぱたぱた

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    今年の夏はあれこれ記憶に残る夏になりそうな気がする。

    一つ、74回目の終戦記念日(敗戦記念日)は台風10号の暴風雨の中で迎える

    ことになるということ。

    二つ目。京都アニメーションの事件。ブラックな働き方が当然とされている

    アニメ業界のなかで社員を大切にすることでも知られていた会社だった。

    三つめ。それとは真逆に 全く人を大切にしない国の姿。8月に入り次々と放

    送される戦争を振り返る番組の中でのわが国の姿だ。

    人を「大切にしない」の主語は「国」だが、人を主語にすると「大切にされ

    ない」になる。何にか?国にだ。そう、私たち、というか私たちの父母、祖父

    母、叔父、伯母達、さらには曽祖父、曾祖母、大叔父、大叔母・・・は国に

    大切にされなかった世代の人々だ。では今私たちは国に大切にされているだ

    ろうか?

    四つ目。熱中症による死亡者数。729日から84日までの熱中症による

    救急搬送者は昨年同期の1.5倍。毎日新聞(810)によると88日まで

    に熱中症((疑いがあるケースを含む)で死亡した人は少なくとも162人。95

    人が屋内で発見されている。屋内で亡くなった人の9割がエアコンを使って

    いなかったり、エアコンが設置されていなかったとのこと(東京都監察医務

    院)。この暑さの中でエアコンがない!!

    昨年の5月〜9月までの熱中症で救急搬送された人の数は95,137人。死

    亡者数は159人。今年の方が多い。というより、この酷暑と熱中症による死

    亡者増は既に昨年から始まっていたのだ。ちなみに統計の取り方が同じ2014

    年からで死亡者数が100人を越えたのは2015年の102人だけである。2017

    年の死亡者数は46人、その前年は58人。昨年と今年(現段階)の死亡者数

    はほぼその3倍。通常の感覚なら異常事態に入れる人数ではなかろうか。

    「高齢者の朝の救急搬送が増えている。エアコンのつけっぱなしに慣れてお

    らず、寝る前に切って就寝中に室温が上がり、熱中症になる人も多いのでは

    ないか。」とは北里大病院救命救急・災害医療センター長の言。つけっぱなし

    になれていないのは夏が終わったときの電気代が恐いからだ。国民健康保険

    料が上がり、介護保険料が上がり、医療費が上がり、年金がさがる。10月に

    は消費税もあがる。その中で電気代がたとえ1000円でも高くなるのを避け

    たいと思うのはあたりまえのこと。災害級の暑さに対して、何の対策もせず

    に、昨年を上回る死亡者を出している国。私たち大事にされてる?貧困高齢

    者は大事にされてる?カジノよりもオリンピックよりも大事なのはエアコン

    をつけずに寝て命を落としているこの人たちではないのか?

    そう言えば、オリンピック、この暑さの中で本当に開催するのかしら。暑さ

    でボランティアが死んでもかまわないと思ってる?何だか、転進、転進と破

    滅に向かって進んでいった75年前と同じことをしようとしているのではな

    いか?そんな気がしないでもない今日この頃、私も今年はエアコンをつけっ

    ぱなしで寝ている。

     

    *「パタパタ日記」は理事が持ち回りで執筆しています。