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2020年8月15日のぱたぱた日記

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    コロナ太りが止まらない。1日3食作る自粛生活で揚げ物のお手軽さ
    に気づいたことと、満腹感に幸せを求めすぎたことが敗因。
    「自粛しろ 経済まわせ 家にいろ 旅行には行け 帰省はするな」
    ……ネットで拾った戯歌を眺めながら、ついついお菓子に手が伸びる。
    柿の種をチョコレートでコーティングすると、なぜこれほどに美味い
    のか。

    後世の歴史教科書に載るであろうコロナ禍を、現在進行形で右往左往
    しながら、私たちの生活は確実に変わりつつある。「不要不急の外出」
    と「濃厚接触」にこそ幸せはあったと噛みしめながら、人との距離感
    は、おそらく元には戻らないのだろうとうっすらと予想している。

    今年のFC協会の総会は、オンラインで行われた。必要に迫られると何
    とかなるものだ。「私、アナログだから」という言い訳はもはや通用
    しない。

    会議や研修のオンライン化は、地方在住者にとっては朗報だ。しかし、
    自分がオンラインで講師をすることを考えると、物寂しい。会場の雰
    囲気、受講者の表情、今のネタはウケたな、しめしめ。そういったラ
    イブ感はオンラインでは味わえない。その場の「空気」を共有するこ
    とで得られるものは、たしかにある。

    でも、「空気を読む」ことからは、私たちは解放されていくのかもし
    れない。

    日本は、共有体験を背景に、察し合うことでなんとなくコミュニケー
    ションが成立する「ハイコンテクスト文化」だと言われている。聞き
    手の「察する能力」への期待値が高いため、曖昧な表現が好まれ、直
    接的な表現はヤボとされ、しばしば論理が飛躍するが、それが許され
    る。

    性犯罪者の更生プログラムに関わっていた時、受講者からよく言われ
    た。「言葉で許可を求めるなんて、ムードがぶち壊しですよ!」。私
    「ムードを読み間違ったから、刑務所にいるのよね?」。受講者「イ
    ヤよイヤよも好きのうち、っていうじゃないですか!」。私「イヤよ
    イヤよは、嫌なんじゃあああああ!」

    そういえば、モラハラ男の常套句に「胸に手を当てて考えろ」という
    のがある。俺サマが望む答えを正しく察して当ててみろ、という要求
    だ。これはチョコレートではなく柿の種で、柿の種の中にある空気が
    正解だ、などと言われても「しらんがな」である。

    オンライン化により、日本も、話し手の責任が重い「ローコンテクス
    ト文化」に移行していくだろうか。直接的で解りやすい表現、単純で
    シンプルな理論、論理的な飛躍を好まない、言葉に重きを置く社会に。

    さあ、アサーティブトレーニングの出番ですよ!

     

    ※この記事は学会、フェミニストカウンセラー協会、フェミニストカ

     ウンセラー・アドヴォケイター協会が持ち回りで投稿しています。