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2020年8月1日のぱたぱた日記

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    2020年8月1日、新型コロナウイルス感染拡大防止のために延期して
    いた中級研修 専門講座「DVと虐待−暴力と支配が交錯する家庭−」
    を日本FC学会初のオンライン講座として実施します。3月8日に東京で
    開催予定でしたが、感染者の増加や県外への移動自粛などから延期。
    3人の講師の方々、そして受講申し込みをされた皆さんには何度かの
    変更をお願いし、ようやく開催にこぎつけました。このコロナ渦で新
    たな方法を使い講座を開催する取り組みの第一歩となりました。

     さて私事ですが、5月末に学生時代に出会い親交を深めてきた友人が
    亡くなりました。彼女は広島に産まれ広島を拠点にフリーの通訳者と
    して国内外を問わず飛び回っていました。30代、毎日終わることなく
    続く家事と育児の繰り返しの日々を送る私にとって、若さと能力をい
    かんなく発揮し水を得た魚のように生き生きと活躍している彼女の姿
    はまぶしく妬ましくもありました。当時は「密室育児」や「母原病」
    などという書籍が発刊され、乳幼児を育てる母親を取り巻く環境は厳
    しいものでした。しかし今思えば、何の後ろ盾もなく女性一人が自分
    ひとりの実力で社会を渡っていくのは、私の想像以上の苦労や葛藤が
    あったでしょう。お互いにまったく違う道を歩みながら、時には衝突
    もしながら、付かず離れずの距離で付き合ってきましたが、日常が違
    うからこそ関係が続いた部分もあったと思います。
     40代50代とお互いに仕事に忙しい日々を過ごしながら、予期しない
    ハプニングに見舞われ誰かに話したいと思う時に、真っ先に浮かぶ顔
    が彼女でした。決して優しい言葉をかけてもらいたかったわけではな
    く、ただただきいてほしかった。こんなことで悩んでいることを受け
    止めてさえくれればよかった。時には厳しく辛辣な言葉が返ってくる
    こともありましたが、それでもきいてほしかった。私の「人の話を聴
    く」原点はまさにここにあったのではないかと思っています。
     60代に入り、仕事をいつまで続けるのか、その後どうするのかなど
    仕事に対する考え方や人生観もとても似ていました。2年前にクルーズ
    旅行に誘われ、休みを調整しようと思っていた矢先の発病、そして闘
    病生活。回復して真っ先にする目標はクルーズ旅行でした。
     新型コロナウイルス感染の広がりにより、見舞いに行けなくなって3
    ヵ月。彼女は生前に葬儀も収骨もしないという意思表示をしていました。
    彼女という存在を失くしたこともですが、彼女との最後の3ヵ月間を失
    ったことが、私にとって新型コロナウイルスによる痛手で最も大きいも
    のでした。一生悔いても悔やみきれない思いとして残ります。

     

    ※この記事は、学会とフェミニストカウンセラー協会、フェミニストカ

     ウンセリング・アドヴォケイター協会が持ち回りで投稿しています。