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2017年7月1日のぱたぱた

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    秘書へのパワハラが問題になっている衆議院議員の豊田真由子さん。

    テレビで彼女の怒声が流れ始めたのが621日。あまりの暴言にフラッシ

    ュバックを起こしている人がいると聞く。622日の週刊誌報道を受けてす

    ぐに自民党の河村建夫元官房長官が「あんな男の代議士なんかいっぱいいる」

    と発言。暴言暴力を擁護したとして批判が巻き起こる。次いで24日に麻生

    太郎副総理が「あれで女性ですよ、女性」と発言。こちらの発言にも性差別

    だという批判が起こる。河村氏は発言をした日の夜、自身のフェイスブック

    で「私の不用意な発言が、要らぬ誤解をうみ、―(略)―発言を取り消しさ

    せていただきます」と書いている。彼女に同情しての発言だったようだが、

    「要らぬ誤解」というのがどんな誤解だったのかイマイチわからない。麻生

    氏に至っては訂正も弁明もしていない。発言そのものも曖昧なので、批判す

    る側のポイントも様々だった。

    河村氏、麻生氏の発言を強引に足すと、「男の暴力暴言は珍しいことではなく、

    至って普通のことなのだが、女性の暴力暴言は珍しい。今回の出来事は女性

    の言動とは思えない。女性というのは本来暴力暴言とは無縁のものだ」とい

    うことになろうかと思う。(強引な足し算なので、その他の解もあると思う。)

    では彼女以外の女性は暴力暴言と無縁なのかというと、そんなことはない。

    暴力を振るう女性もいるし、振るわない女性もいる。女性が暴力をふるわな

    いとか暴言を吐かないというのは思い込みである。

    では男性議員の暴言暴力は本当に珍しくなく、普通のことなのだろうか。

    20172月民進党の議員による防衛省職員への威圧的言動が批判されてい

    る。何の勘違いか「お前の人事評価を下げてやる」と言ったとのこと。2015

    5月には維新の議員が元秘書から残業代の未払いで提訴されている。当該

    議員は「ふざけるな。最高裁まで闘う」とさらに暴言。提訴した元秘書によ

    ると暴言や難癖はもちろんのこと、ペットボトルを投げつけられたり、水を

    かけられたりしたこともあったとのことだ。被害者はいずれも女性である。

    2000年田中真紀子さんの秘書への暴行を取材報道した上杉隆さんによると

    その頃の永田町では議員による秘書への暴行、虐待は珍しいものではなかっ

    たそうである。そして今回の事件でも明らかなように、そうした古い永田町

    文化をいまだに引きずっている議員や秘書が少なくないとのこと(オピニオ

    ンサイトIRONNA)。厚生労働省が職場のいじめに関する定義、行為類型、

    対策等を提言したのが2012年で、現在はそれからまだ5年しか経っていな

    い。とは言え、選良と呼ばれる人々がこんなことでは情けない。

    私たちは「権力をかさに着て」「威張り散らし」「他人の立場や気持ちを顧み

    ない」「人の痛みのわからない」人を議員に選ばないように、重々気をつけな

    ければならない。そしてこんな大人を作らないように、子ども一人ひとりを

    たっぷりとかわいがれる環境と子どもの頃からの人権教育をと思うのだが、

    今の日本、どうもそういう雰囲気ではない。国の代表たる議員がこんなんだ

    からねぇ(タメ息)。

     

    *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。