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10月15日のぱたぱた日記

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    「学校は子どもをDVの被害者のかわいそうな子どもと思っているだ
    けです。所詮わかってもらえないんだなと思ったら、気持ちの糸が切
    れた…」涙を浮かべながら絞り出された言葉。DVの被害を受け、縁
    もゆかりもない土地で子どもと暮らしてきた。子どもが通う学校にも
    安全の確保と子どもへの理解を求めた。次第に子どもが学校で見せる
    「忘れ物が多い」「宿題ができない」「暴力的だ」などの「問題行動
    」に厳しい目が、声が、向けられるようになった。「お母さんあきら
    めずに何度も指導してください。」
    暴力を受けた心の傷の影響だと理解しようと頑張ってきた。少しでも
    子どものケアをしてあげられたらと、懸命に動いた。しかし、学校か
    ら何度も連絡が入り頭を下げることを繰り返していると、女性自身も
    子どもの言動に困惑し、時には怒りが脳天を突き抜ける。思わず、大
    きな声を出してしまい…。しばらくするとなんてひどいことをしちゃ
    ったのかと自責の念につぶされそうになる。子どもも力尽きたように
    学校に行けなくなる。
    これは個別の話ではない。ある地方都市の実情。まるで申し合わせた
    ようにDVから離脱した親子の何組にも同じようなことが起こってい
    る。DV被害を受けた女性がトラウマケアを受けられる機会はないに
    等しい。もちろんトラウマを抱えた子ども達に目を向けられることも
    ない。
    DV被害者支援の中で母の同伴児である子どもたちは「忘れられた被
    害者」と言われてきた。DV防止法が施行して20年になろうとして
    いる今も「忘れられた被害者」のままだ。
    今も離脱すれば被害は終わったことになってしまう。あとどれだけ被
    害を受けた女性と子どもに頑張りを求め、自己責任論を押し付けるの
    か。野坂裕子さんの「トラウマインフォームドケア」(日本評論社)を
    読みながらため息が出てくる。学校にどうすればこの視点が取り入れ
    られるのだろうか。求めれば得られる支援、いや求めなくても提供さ
    れる支援がいつになったら構築されるのだろう。やっぱりそのための
    法律が必要だ。
     

    ※この記事は、学会、フェミニストカウンセラー協会、フェミニスト

    カウンセリング・アドヴォケイタ―協会が持ち回りで投稿しています。

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