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2019年4月15日のぱたぱた

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    すでに皆さんも新聞等で目にして、憤りを感じてみえるのではないかと思い

    ます。

    2019年4月10日(水)朝日新聞(勿論他の新聞にも掲載)に次のよう

    な記事が掲載されました。

     

    「準強制性交渉無罪検察側が控訴」

    抵抗できない状態だった実の娘(当時19)と性交したとして準強制性交等

    罪に問われ、一審・名古屋地裁岡崎支部が無罪判決を言い渡した男性につい

    て、検察側は判決を不服として控訴したというものであった。

    父親である被告は、準強制性交等罪で起訴された。公判で検察側は「娘は中

    2の頃から被告から性的虐待を繰り返し受け、事件当時は被告に抵抗するこ

    とが著しく困難な状態だった」と説明。弁護側は「娘は抵抗できない状態に

    なく、性交にも同意があった」などと主張している。

    ※準強制性交等罪は、相手が抵抗などできない状態に乗じて性交をするなど

    暴行や脅迫と同程度に相手の性的自由を侵害した場合に限って成立する。

    地裁岡崎支部は3月26日にあった判決で、性交について同意はなかったと

    認定。一方で、「被告は娘に長年、性的虐待等を行って精神的な支配下に置い

    ていたと言えるが、強い支配従属関係が形成されていたとは認めがたい」と

    指摘。準強制性交等罪の成立の要件となる抗拒不能(抵抗が著しく困難)の

    状態だったかどうかについては「断定するにはなお合理的な疑いが残る」と

    して無罪を言い渡した。

    このような判決が出された経緯はどのようなものであったのか。私たちフェ

    ミニスト、性暴力被害者支援をしてきた人間にとっては、被害者の置かれた

    状態では、抵抗できない状態は、当たり前と理解できるものも、そうでない

    人たちには「断定するにはなお合理的な疑いが残る」???と言わしめる。

    驚くべきことです。

    「18歳未満の者に対して、監護者の影響力に乗じて性行為を行った場合、

    暴行強迫がなくても罪になる。(今回の被害者は)18歳未満ではないので該

    当しない。また裁判で心理被害がきちんと捉えられていないのではないかと

    いう指摘もあります。

    この判決に対して疑問、怒りを感じている人たちが動き始めています。まず

    はこの判決がどのようなプロセスで出されたものであるのか、担当弁護士は

    どのような見解を持っているのか、どのような意見書が出されたのかなど今

    後に向け、被害者の意思を尊重しながらの検証が必要ではないかという声が

    上がっています。

    また週刊新潮は、今週号でこの判決を出した裁判官のことを取り上げていま

    す。メディアの力が風を起こしてくれることもありますが、被害者が傷つく

    ようなことがないように慎重に取り上げて欲しいと思います。

     

    *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

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