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10月1日のぱたぱた日記

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    年齢を重ねても気持ちは若い頃のままで体がついて行きません。何
    ともアンバランスな状態で女性支援の現場を走ってきました。どん
    なに忙しくても、こなして来た記憶が過信となり無理を重ねて来た
    ようです。持病の症状が出て、やっと体の変調に気づき掛かりつけ
    医の紹介で受診した総合病院に急遽の入院となりました。

    私は入院当初から、主治医の治療方針が納得できませんでした。30
    歳ほどと思われる医師は副作用のかなり強い薬の投与しかないと、
    病室に毎日説明に来ました。そして私の質問にも丁寧に答え翻意を
    待っていました。確かに、西洋医学ではその方法しか無い事も知っ
    ています。強い副作用が嫌で発病後17年以上、古来から伝わる漢方
    生薬の処方を医師に頼み服用してきました。症状の波は有っても何
    とか暮らしてきた経験から、医師の治療方針をどうしても受け入れ
    られないでいました。あらゆる検査結果が揃う迄には時間がかかる
    ので、医師は結果を待たず投薬を開始したいようでした。始めたら
    一生涯飲み続けるという説明に更に拒否感を抱きました。絶対にそ
    の薬を拒否しているのではなく、医学的な根拠などあるはずもない
    ですが、今はその時期ではないとしか思えませんでした。病名がつ
    かなければ投薬も出来ないので毎日栄養剤の点滴を受け、コロナで
    家族さえ面会できない日々を過ごしました。治療を拒む患者を入院
    させておく事は出来ないので、掛かりつけ医にすぐ受診すること今
    後について話し合うよう指示され、私は希望どおり退院しました。
    私を17年間診ていた医師は、今回のような症状が有ったらすぐに
    受診する事を条件として、これまで通りの治療を再開する事となり
    ました。少しずつ体調も戻ってきました。

    医師に自分の考えや気持ちを伝え、投薬を拒否できなければ生活は
    一変したでしょう。失うものの大きさを考えるとゾッとします。こ
    の経験から医療におけるインフォームドコンセントが徹底されてい
    る事。そしてセカンドオピニオンの必要性、日本古来から伝わる生
    薬の有効性、何よりも「患者と言う専門家である私」が、自分の気
    持ちや考えを信じ最後まで自己決定を貫いたことで、いつもの日常
    を取り戻せました。フェミカンで学んだ自分の気持ちや考えを大事
    にする自己決定と「私は、私の人生の主役」は、私の中にしっかり
    と根付いています。「医師と言う専門家」に対して「患者と言う専
    門家」の私が、自己決定し意思表明できたことが嬉しいです。

     

    ※この記事は、学会、フェミニストカウンセラー協会、フェミニスト

    カウンセリング・アドヴォケイタ―協会が持ち回りで投稿しています。

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