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2017年11月1日のぱたぱた

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    私が住む関市議会は女性議員ゼロ。女性たちが動いた!!

    フェミニスト議員連盟から「岐阜県内21市で、あなたの住む関市は唯一女

    性議員がいない。『女性ゼロ議会キャンペーン』の取り組みとして話し合いの

    場を持ちたい。市民を集めてほしい」と電話が入った。「女性議員が必要」と

    思う市民は多くいるが、動きになることもなく選挙までに二年を切り悶々と

    していたところだった。

    関市には女性議員が2人いた時代も有ったが、前回は女性の候補者もなかっ

    た。介護、子育て、DV、性差別、教育、福祉など地方自治体には課題が山積。

    当事者、或いはそれらの担い手の多くが女性。当事者である女性の議員がい

    ない議会では課題になりにくく、問題さえも無い事にされてしまう。

    議会における女性議員が占める割合の変化「量的変化」が、議会や政策に一

    定の変化を急速にもたらす「質的変化」に転じる境目を、クリスタル・マス

    と言い3割程度とされている。それ以下では女性議員の連携が取れなかった

    り、男性議員からのいじめのターゲットになるなど、女性であることのデメ

    リットを感じやすかったりすると言われている。

     七夕の夜、市民とフェミニスト議員連盟20人が集まった。立候補経験者

    は「女だてらに・・・」と陰口を叩かれた。立候補したいと思っても夫や家

    族の理解が得られない、酒の席が多い、セクハラ等で立候補を断念すること

    も女性議員が生まれない原因。話題は多岐に渡った。女性議員を出そうと願

    う市民の集まりをこのまま終わらせてはいけないと、参加した市民全員一致

    で、会を発足し次回選挙には女性議員を擁立することを決定した。

    この動きを知った市民からすぐに、会潰しとも思われる電話が入った。会の

    動きが広がり影響力を増すほど、阻止や分断が巧妙に始まる。女性を黙らせ

    るもくろみを怖れたら、彼らの思うつぼ。脅し怖がらせて、黙らせ止めさせ

    る手法は、DVと同じ構造。

    私たち女性はもう気づいている。「女性へのあらゆる暴力」が、女性が持って

    いる様々な生きる力(自尊心、気力、夢や希望・・・)を奪う「男性優位社会

    の維持装置」だと。

    女性なら誰でも良いわけではない。失望させられた女性議員もいる。議員に

    なって欲しいと思う女性には、ことごとく断られ前途多難だが、仲間たちと

    一緒に選挙に向けて頑張っている。

     

    *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

    2017年10月15日のぱたぱた

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      皆さんは世界の村で発見「こんなところに日本人」という番組ご存知ですか。

      海外の秘境に一人住む日本人をタレントさんが道なき道を超えて、尋ねてい

      くという内容のものです。

       

      私はこの番組を時々見ながら、いつもひとりの友人のことを思い出していま

      す。

      その友人は20代の頃に音楽を通じて知り合った人です。初めてあった時の

      彼女は大人びた表情で、何に対しても熱く自分の思いを語る人でした。後で

      同い年と知り驚いたことを昨日のことのように思い出します。

      その当時、彼女はラテン音楽を愛し、私はといえばシャンソンに夢中でした。

      彼女は会う度に、いつかはラテン音楽の中心の中南米に移住したいと語って

      いました。そして彼女のもう一つの人生の目標は、教育を受けられない子ど

      もたちに勉強を教えることでした。

      当時の私といえば、彼女が話すことをただ聞くだけで、将来のことを一緒に

      語り合うことなどできない自分を恥ずかしいと思いながら、いつしか距離を

      置くようになっていました。

      30歳を過ぎた頃、彼女から1枚のはがきが届きました。そのはがきから彼女

      が中南米に行ったことを知りました。それ以後5年か10年に一度忘れた頃

      に、彼女から届くたよりには、大自然の中での彼女、現地の子どもたちと笑

      う彼女、生き生きと、大きく呼吸をしている息使いが伝わってくるようなハ

      ガキです。

      私が返信したはがきが届いているかはわかりませんが、彼女の居住先はいつ

      も変わっており、秘境かどうかは定かではありませんが、少なくとも都会で

      はないようです。

      4年前還暦に10年ぶりにはがきが届きました。

      彼女は結婚、離婚を繰り返し、相変わらずラテンの音楽に魅了され、新しい

      パートナーと伴に、現地の子どもたちに勉強を教えているという内容でした。

      最後に外見は歳をとったが、熱い気持ちは何も変わっていない。まだまだや

      らなくてはいけないこと、やりたいことが沢山あると書いてありました。

      初心を貫く!自分が大切だと思うことに、とことん拘る!そんな彼女を思い

      出し、日々の暮らしに流されそうになりながらも、私も頑張らなくては思い

      ます。

      10月10日衆議院選が公示され、議員たちは右往左往しています。連日テ

      レビは安倍さん、小池さん、その周りを取り囲む人々の話題ばかりです。

      周りに振り回され、数の原理に踊らされ、目的のためには手段を選ばず・・・

      疲れる・・・

      大切なものを見失うことのないようにと、彼女と重ね、そんなことを考えて

      います。

       

      *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

      2017年10月1日のぱたぱた

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         今年もカープは強い。祝!セ・リーグ優勝、広島東洋カープ!先日偶然に

        も、『この世界の片隅に』と『夕凪の街 桜の国』を見た。どちらも二度目だ

        った。

        『この世界の片隅に』(2016年公開)は、昭和19年(1944年)に広島市江

        波(えば)から呉(くれ)に18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の

        中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる姿を描く。ミニシアター系の映画

        としては異例のヒットを記録し、制作資金をクラウドファンディングで一般

        から調達したことでも知られる。軍港だった呉は太平洋戦争中何度も空爆に

        あっていた。「広島はええのぉ」と言っていたのに、広島は人類初の原爆投下

        によって人も町もなくなってしまった。当時の人口の約3分の1が原爆で亡

        くなり、今も被ばくの影響を受ける人、被ばく者健康手帳を持つ人は全国で

        20万人いると言う。戦争から70年過ぎてもなおである。

        『夕凪の街 桜の国』は、3つの話を通して、3世代にわたる家族の物語が

        繋がっている。原爆に後世まで苦しめられながらも、それでもたくましく生

        きてきた姿を描いている。庶民にとっての原爆を真正面から扱った作品だが、

        原爆の重い影を背負いつつ過ぎていく日常を、あくまで淡々と描いている。

         一方で、同じ原爆が投下されたにもかかわらず、長崎は広島に比べて被害

        が小さかったからなのか、扱い方が違うと感じてきたと知人に指摘され、N

        HKドキュメンタリー『長崎と原爆 長崎浦上の受難』(2017817

        放映)を見た。

        この番組によると、原爆が投下された長崎・浦上地区は、古くから弾圧を

        受けてきたカトリック信者、そして被差別部落の人々が暮らしていたという。

        生き残った被ばく者たちは、戦後長らく自身の被ばく体験を語らず、沈黙し

        てきた。差別があったからだ。しかし、後世に自分たちの体験を伝えようと、

        近年、重い口を開き始めた。この番組は差別と闘いながら、生き抜いてきた

        長崎浦上の人々の戦後を描いている。(NHK番組案内による)

        私は指摘されて初めて、長崎と広島では報道の内容など扱い方に差異があ

        ると気づいた。その理由が差別の問題とつながっていることに愕然とし、ま

        だまだ終わらない歴史の負の部分、そして戦争との関わり、日本人なのに知

        らないこと、知らなくてはならないことがたくさんあると思っている。今、

        大きく揺れている政治状況と合わせて、今の日本の平和とは名ばかりの状況

        なのかもしれないと思う。差別にセンシティブであることは、フェミカンを

        実践する者として心しておきたい。                

         

        *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

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