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2018年9月1日のぱたぱた

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    夏の巡回ラジオ体操、ご存じですか?毎朝6時半からやっていました(年中

    6時半からやってますが)。

    夏休みの間だけ日本国中をめぐり、子ども達の元気な歌声でそれは始まりま

    す。町の紹介もコンパクトにされるので、居ながらにして1ヶ月で日本一周

    した感じになりました。努力、忍耐、汗かく嫌いな私はベッドに潜ったまま、

    頭の中で体操していました。

    明後日から2学期が始まるところ、既に始まっているところいろいろですが、

    先週から子どもの自死のニュースが何件か目につきます。自死までいかなく

    ても、私のまわりに学校に行けない、行きたくないという子ども達がいます。

    その中の何人かは「生産性がない」に反応して、夏休み中、気力を失ってい

    ました。「どうして生まれちゃったの?」「生きてていいの?」「希望が持てな

    くなった…」と小さな胸を痛めています。ここ数年来のセクシュアル・マイ

    ノリティの可視化により、親子共々希望を持ち始めた矢先、議員のとんでも

    発言、新潮45の記事や動画に強いショックを受けています。

    発言した議員は時間薬の効力を期待しているのか、沈黙したまま。そのうち

    人は忘れるだろう、とでも思っているようです。

    昨日は自民党本部の性的指向・性自認に関する特命委員会委員長 古屋議員に

    署名26650筆を持っていきました。LGBT差別を繰り返す議員に、自民党

    はきちんと謝罪会見させてください!というものです。古屋議員は不在、事

    務職員が受け取るという、悲しいかな塩対応でした。ただ、メディアが数社

    か取り上げてくれ、署名を渡した1時間後にはネットニュースに流れていま

    した。

    「ごめんなさい!」の一言が何故言えないのか!

    自民党本部に一緒に参加した小学生は、「悪いことしたらごめんなさいって、

    教えられたことないのかなぁ〜」と呟いていました。

    ある講演会で心に残った言葉です。

    若い母親の言葉「私の子どもはLGBTかもしれない。違うかもしれない。

    でも、当事者であることを理由にいじめられる子にも、いじめる側の子ども

    にも育ってほしくない!」

    子どもたちが涙で頬を濡らすことのない社会に、すべての子どもに生きづら

    さのない未来を先頭に立って考えてくれるのが、議員という人達なのでは

    …?と、残暑の中、うだうだと思うのでした。

     

    *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

    2018年8月1日のぱたぱた

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      友人の訃報が届いた。40年ほど前、知らない地での初めての子育てと、

      子どもと二人だけの毎日にストレスを溜めていた私に声をかけ、近所の母親

      グループに誘ってくれたのが彼女だった。

      其々が転居などで離れてもグループの集まりは続いた。当時流れていた「2

      4時間戦えますか!」のCMのように夫たちは戦士となり、「良妻賢母」「三

      歳児神話」「母は家庭の太陽」、中でも「母原病」は流行語となって、多くの

      母親が子育ての中で「私が悪いのだ」と、悩み苦しんだ。子どもの手が離れ

      るとM字型就労、非正規就労で日本の高度成長期の使い勝手の良い安価な労

      働力となった。国は年収103万円の配偶者控除の壁と、第3号被保険者の

      国民年金保険料免除と言う不思議な制度を作った。サラリーマンの妻たち

      は、家族に迷惑を掛けない事を条件にパートで家計を支えた。思えば、

      えるほど、いや怖いほど国の思惑通りに生きた。私たちはその世代だった。

      今も、国連女子差別撤廃委員会は、日本に有る家父長制や固定的性別役割

      分担を懸念し、政府に改善勧告を出している。女性を取り巻く状況が大し

      て変わっていない事にあらためて驚く。女性差別を表すジェンダーギャッ

      プ指数は順位を下げている。

      フェミカンと出会いチョッとばかり学んだ私は、友人たちとのかみ合わな

      さに違和感を抱きながらも、彼女や皆に会う事を楽しみにしていた。話題は

      年を経るにつれ移り、近頃は体調や病気の話しも出るようになった。彼女は

      病を得たと話したが、いつもと変わらない穏やかな口調で大丈夫だと告げた。

      安堵した。今では最後となった二年前の集まりは、彼女の家だった。別れ際

      に私は「来年は私ね!」と告げ、皆で再会を楽しみに別れた。今、忙しさに

      かまけて約束を守らなかったことを、心から悔いている。

      葬儀は親族のみで済まされ、お別れはできなかった。置いてきぼりになっ

      た様な感覚だけが残った。

       

      *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

      2018年7月15日のぱたぱた

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        西日本を中心とした大豪雨によって、被災された皆さまに心よりお見舞い申

        し上げます。刻々と変化していく現地の様子に、どうしてよいのか、戸惑う

        ばかりでした。

        大雨の後、高温が続いています。被災された方々の心身の疲労を思うと、何

        もできないことに苛立ちながら、少しだけはと募金に走りました。一日も早

        く生活が戻ることを祈っております。

         

        今回は、ある「話し合いの場」での出来事をお話しします。

        この場は、1年前から始まりました。年齢は20代から60代(実は私です)

        男女12名で構成されているグループです。私がこのグループに参加するこ

        とになったきっかけは、20代の青年から「話し合いの場」を始めたいが、

        経験がないので手伝って欲しいと相談を受けたことが始まりです。

        このグループは月1回、「今」話題になっている出来事を取り上げ、調べてき

        てディスカッションするというものです。AKBの選挙から不倫、セクハラ、

        虐待など話題には困ることはありません。

        先日、日大のアメリカンフットボール部の選手による危険タックルについて

        取り上げられた時の事です。それぞれに「許せない」「あってはいけないこと

        だ」「仕方がない」「自分もあれに近いことはあった」「スポーツはそういう面

        がある」「チームが勝つために仕方がない」「スポーツの世界ではコーチ、監

        督は絶対」などさまざまな意見が出ました。

        そんな中、一人若者が「あれってダークペダコジー(闇の教育)っていうら

        しい」その意味をインターネットで調べたと話し始めました。

        そして「選手個人が指示を拒否することは現実的には難しい」「頑張る人ほど

        ダークペダコジーの危険が高い」「その中にいたら拒否することができなくな

        るらしい・・」

        参考のため:ダークペダゴジーは、倫理的に問題のある手法を用いて他者の

        成長発達、価値観や知識の獲得に介入する行為を指すものです。具体的には

        「暴力・強制・嘘・賞罰・欲求充足の禁止・条件つき愛情・心理操作・監視・

        屈辱」などを用いた教育行為。

        その後も話が続き、意図したわけではありませんが、いつしかDV,虐待、

        パワーハラスメントに話は繋がっていきました。

        参加者の多くは若者です。フェミニズムに関心があるわけではありません。

        しかし回を重ねていくうちに、社会の中で起きている個別の出来事から、あ

        る共通する問題に皆の目が向いて行きました。それは「力の関係」です。問

        題を取り上げていくといつもぶつかります。いつもそこで皆が立ち止まりま

        す。そのことに皆気づき始めています。

        このグループはこれからも続きます。時には思わぬ方向になり、困惑する場

        面もありますが、これからどのような話し合いの場になっていくか楽しみで

        もあります。

        密かに私たちに何ができるのか考えていく場になっていくことを期待してい

        ます。

         

        *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。

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